2014年12月11日木曜日

2014年11月28日 第7回北陸合同バイオシンポジウム(富山・八尾)で研究員の後藤博士が講演を行いました。

 富山・八尾で開催された、第7回北陸合同バイオシンポジウムに研究室メンバーのほぼ全員で参加しました。
 このシンポジウムは
『バイオ研究者の気張らない交流の場として、2008年より年一回のペースで開催し、今年で7回目を迎えます。僅か一泊の合宿ですが、主に若手研究者からの様々なトピックに皆で食いついて行くことで、お互い学び合い、インスピレーションを得て、気持ち新たに研究の現場に戻って行くための、純粋に“研究者による、研究者のため”の討論会です。(【第7回シンポジウムの開催にあたって】 より抜粋)』
という趣旨で毎年行われています。北陸は他の地域と比較して研究者人口が少ないこともあり、このシンポジウムでは、普段の学会では見聞出来ないような幅広い分野の、しかし、とてもレベルの高い興味深い発表を聞けることができるので、栗原はとても楽しみにしておりました。

 腸内細菌共生機構学からは、研究員の後藤博士が講演を行いました。


発表前、臨戦態勢になる後藤博士@モツ煮込みウドン屋
 
「プログラム見たら偉い先生ばかりなので、困った。」などと言っておりましたが、トップバッターを堂々とつとめました。


堂々と発表し、質疑応答にも堂々と答える後藤博士
 
合宿形式なので、夜には北陸のおいしい魚とおいしい日本酒が出ます。

地物の魚の刺身盛り合わせ

夜は午前4時過ぎまで延々とディスカッションが行われたそうです。



発表が終わった翌日、アイスを買う後藤博士


その後、ふとした成り行きで栗原が来年の世話人をすることになりました。
来年は石川県の温泉でやりますので、多くの皆様の参加をお待ちしております。

2014年10月28日火曜日

2014年11月5日 14:00-15:00  第2回 腸内細菌共生機構学特別セミナー「Ecological Competition: Bacterial Stress Response & Virulence」を行いました。

 第2回腸内細菌共生機構学特別セミナーを行います。
 今回は英語です。

 Dr. Sunil Sarojは、細菌の生存競争に興味を持っておられ、主に病原菌を対象に研究を続けておられます。今回のセミナーでは髄膜炎菌 (Neisseria meningitidis) の細胞内での生存戦略と、化膿レンサ球菌 (Streptococcus pyogenes) の環境中での生態を中心に講演をしていただきます。

 専門的な内容も含まれますが、学部生、大学院生の来聴も歓迎します。



日時: 11月5日(水) 14:00-15:00
場所: 生物資源工学研究所212号室(資源研講義室)
演題名: 
Ecological Competition: Bacterial Stress Response & Virulence
(細菌のストレス応答と病原性発現を通じた生存競争)



セミナーポスター




 皆様のお越しをお待ちしております。



2014年10月23日木曜日

2014年11月6日・12日 17:00- 研究室説明・見学会を行います。

 腸内細菌共生機構学講座では、2015年4月に4回生になる学生を対象に、食品科学科から1名、受け入れを予定しています。

そこで、研究室の説明・見学会を

11月6日(木) 17:00-18:00
11月12日(水) 17:00-18:00

に行います。場所はi-Bird 104号室です。

 この日以外に見学することも可能ですが、研究室説明・見学会の時だと確実に両教員が説明しますし、4回生や研究室メンバーとも確実に喋ることが可能です。
 この見学会は食品科学科3回生の分属を意識したものですが、食品科学科3回生以外の学生さんの来訪も歓迎します。
 皆様のお越しをお待ちしております。



腸内細菌共生機構学講座の日常

2014年10月7日火曜日

2014年10月7日 ポケットゼミの発表会を行いました。

ポケットゼミの発表会を行いました。

学部3回生とは思えない堂々とした発表で、質疑応答も盛んに行われました。



発表中。


残念ながら新種の菌は発見できませんでした。。。
来年はもっとたくさんのコロニーを当たらないといけないのかもしれません(今回は4人で16コロニーしか当たりませんでした)。






2014年9月23日火曜日

2014年9月16日-22日 ポケットゼミを行い、糞便中の様々な腸内細菌を一工夫した培地で探索しました。

ポケットゼミを本格的に開講しました。
毎日結構ハードに実験を行いました。

内容は、受講者の3人の学生さんのアイデアで自然物を添加した培地を作り、そこに糞便を塗りつけ、生えてきた菌を16S rDNAシークエンスで簡易同定するというものです。

白子、ひじき、犬糞が添加物として選ばれました。



培地を準備中。





白子、ひじきはともかく、犬糞は非常に臭かったです。






生えてきた菌を画線によりクローン化し、

菌をチェックしているところ。





培養した菌から染色体DNAを抽出しました。

gDNA抽出中。

実験ノートもちゃんと付けました。

レポート提出もあるので、大変です。

無事に16S rDNAのシーケンスまで読むことが出来ました。



発表会へ続く。





2014年8月2日土曜日

オープンキャンパスでポスター発表を行いました。

 オープンキャンパスで、4年生二人がポスター発表を行い、腸内細菌共生機構学研究室の紹介をしました。


説明に用いたポスター


説明を行う4年生その1

説明を行う4年生その2

説明を行う4年生その3

説明を行う4年生その4

説明を行う4年生その5

(撤収が始まっているのに)説明を行う4年生その6


 合計で10組以上に説明をしました。

 最初はぎこちなかった二人ですが、途中からは笑いを取り、質問をし、聴衆をいじるなど、なかなかの芸達者ぶりでした。

 説明を聞きに来てくれた高校生のみなさん、ありがとうございました!




片づけを行う4年生



 石川県立大の公式Websiteでも共生研の2人の4年生の説明している姿が取り上げられました。
お疲れ様でした。

 しかし、会場はすごく暑かったです。


2014年7月31日木曜日

応用微生物学研究室と合同でお好み焼き会を行いました。

 暑気払いを兼ねて、応用微生物学研究室と合同で、お好み焼き会を行いました。 石川県大では「大学内で酒を飲んではならぬ」という規則がございますので、ビール抜きでお好み焼きです。


ホットプレートを200℃で予熱し、タネを2cmの高さに積み上げ、動かさずに3分焼きます。

 構成員およびその家族、総勢28人が集まって腸内細菌共生機構学研究室の居室はすし詰め状態でした。

豚肉を載せた後ひっくり返し、ホットプレートの温度を240℃に上げて、フタをして5分、蒸し焼きをします。
 オタフクのお好み焼きキットを用い、タイマー片手にプロトコルに忠実に従いましたので、(いつも通り)素晴らしいお好み焼きが出来ました。


フタを開けた後は、再度ひっくり返し、240℃で2分焼くことで、蒸気を飛ばします。

 翌日の居室は凄まじいお好み焼き臭で、空気清浄機がフル回転でした。




2014年7月13日日曜日

講座旅行を行いました。

腸内細菌共生機構学講座初の講座旅行に行きました。
場所は白山麓の中宮温泉です。

栗原が現在の所、石川県で最も好きな温泉です。

例によって構成員およびその家族で行ってきました。

夜は教員が持ち寄った日本酒とワインを中心に延々とディスカッションが繰り広げられました。

学生さんたちは涼しい顔をしていましたが、栗原は飲みすぎて翌日グロッキーでした。





翌朝、結構グロッキーな人々




2014年6月23日月曜日

研究室配属に興味を持つ学生を対象に研究室見学・説明会を行います(7月7日、7月14日)。

 腸内細菌共生機構学講座への研究室配属に興味を持つ学生を対象に、研究室見学・説明会を行います。


腸内細菌共生機構学講座の日常


日時は、
7月7日(月)15:00-16:00
7月14日(月)15:00-16:00

集合場所は、
腸内細菌共生機構学 メンバー居室 (i-Bird 104)です。

 スタッフによる研究内容や研究生活の説明、質疑応答、研究室の設備の紹介、学生・研究員への質問や雑談、など何でも情報を公開します。興味のある方は是非お越しください。

 今回の見学・説明会は、7月下旬に研究室配属を決定する生産科学科の3回生を主な対象としていますが、他学科の学生、1回生や2回生の参加も歓迎します。
 また、秋以降に配属決定を行う食品科学科の3回生を主な対象とする研究室見学・説明会を再度行う予定です。



2014年6月5日木曜日

第1回腸内細菌共生機構学特別セミナー「腸内細菌研究の最前線~代謝産物が宿主に与える影響~」を行いました。


第1回の腸内細菌共生機構学特別セミナーを行いました。
6月上旬だというのに30℃を越える暑い日でした。

セミナーポスター

最初にご講演いただいた福田先生には、腸内細菌が生成する酢酸、酪酸の効果を説得力のある実験系で非常にクリアに示した最新の研究について非常にわかりやすく説明していただきました。

熱弁される福田先生

質疑応答も非常に活発に行われ、時間が足りないほどでした。

活発に行われた質疑応答

休憩時間にはLKM512ヨーグルトが配られ、松本博士のご講演はヨーグルトとともに行われました。

通販でしか手に入らないビフィズス菌LKM512たっぷりのヨーグルト

松本博士のご講演では、腸内細菌が作り出すポリアミンについての応用真っ向勝負の最新の研究結果について説明していただきました。

培養法の歴史について説明する松本博士

研究対象である「ウンコ」という言葉を連発する松本節に聴衆は魅了され、笑いが絶えない講演でした。

大うけの聴衆

参加者36名と、この手のセミナーとしてはかなりの大入りでした。
ほぼ席の埋まった会場

非常にレベルの高いお二人の研究に非常に強い刺激を受けることが出来ました。頑張らねば。

遠く石川までお越しいただき、素晴らしいご講演をいただきましたお二人に感謝いたします。また、夜遅くまで一緒に飲んでいただきましてありがとうございました。

松本博士も楽しんでくださったようで、blogで取り上げてくれました。


















2014年5月28日水曜日

ポケゼミを始めました。

腸内細菌共生機構学主催のポケゼミ「新規シンビオジェニック因子および新規腸内細菌の探索」を始めました。

ポケゼミは、研究室配属前の学生を中心に、各研究室がそれぞれの得意分野を基盤にしたテーマで研究を体験するというもので、単位認定がされないにもかかわらず、今年は100人以上の学生が参加しています。

私たちの講座のポケゼミは大人気というわけではありませんでしたが、食品科学科の3回生3人が参加してくれています。

培地を3人それぞれのアイデアで作り、この培地を使って腸内細菌を取ってこようというテーマで、前回(5/26)は、そのアイデアを出し合いました。3人とも様々なアイデアを出してくれましたが、その中から前例がなさそうな、

1. 犬の糞
2. 海藻
3. 白子

を用いた培地を作ることにしました。

実験は9月下旬に行うことになっていますのが、白子が9月下旬にあるかわからないということで、先週の日曜日に栗原がカマスの白子を確認したカマスを買いに行こうということになり、白山市の食遊館に行ってきました。

店員さんにお願いしたところ、「どれが白子を持っているかわからない!」と言われ、「とりあえずカマスを買うから中を見てみて下さい」とお願いすると、さばいてくれました。ただ、カマスの白子は小さいだろうということで、奥からハマチの白子を出してきてくれました。サービスで付けてくれました。

はまちの白子

86gと、結構大きいです。これを-20℃で保存して、9月に使う予定です。

ちなみにカマスは4匹550円のところ、50円引きしてくれました。栗原が個人的に購入し、今朝家族で食べましたが、非常においしかった。食遊館、刺身も目茶苦茶安いですし、おススメです。



2014年5月26日月曜日

応用微生物工学研究室と合同バーベキューを行いました。

いつもお世話になっている応用微生物工学研究室と合同バーベキューを行いました。
メンバーとその家族の合同です。

いつもは4年生が最若年なのですが、この日は沢山の4年生よりもはるかに若い子供たちが参加しました。
片山先生が参加した子供の一人から縄跳びを借りて、

二重跳びに挑戦する片山教授









失敗していました。

力尽きる片山教授



天気、気温ともに絶好のバーベキュー日和でとても楽しい土曜日の午後でありました。

腸内細菌共生機構学メンバー + その家族



幹事の石川さん、ありがとうございました。

2014年4月25日金曜日

腸内細菌共生機構学第1回特別セミナーを行います。

 講座が出来て半年が過ぎ、日々の研究も落ち着いて出来るようになって来ました。
 そこで、腸内細菌研究の新進気鋭の若手研究者をお招きして、特別セミナーを行います。


セミナーポスター




第1回腸内細菌共生機構学特別セミナー

講師:
松本 光晴 博士(協同乳業株式会社 研究所 主任研究員)
福田 真嗣 先生(慶応義塾大学 先端生命科学研究所 特任准教授)

日時: 
6月2日(月) 15:00-17:00

場所: 
生物資源工学研究所212号室(講義室)


 今回は第1回ということで、なんと2人の講師をお招きします。どちらも、とても売れっ子ですので大変豪華です。ご快諾頂きましてありがとうございます。

 一人目の松本博士は、私、栗原が長年ご一緒させていただいている共同研究者で、これまでに腸内細菌の作り出すポリアミンのホストへの効果を世界に知らしめました。(参考プレスリリース
 多くのメディアにも出ておられ、ブログを毎日更新する「LKM博士」としても有名です。
 講演のテーマは、
「科学的根拠のある機能性食品開発―プロバイオティクス研究を通したポリアミンの保健効果の追求―」
です。
 
松本 光晴 博士 (協同乳業株式会社 研究所 技術開発室 主任研究員)



 二人目の福田先生は、腸内細菌の作り出す有機酸のホストへの効果を次々と解明し、その研究結果が多くのビッグジャーナルに掲載されている新進気鋭の研究者です。(参考プレスリリース
 講演テーマは、
「もう一つの臓器: 腸内細菌叢の機能に迫る」
です。
 
福田 真嗣 先生 (慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任准教授)

 

 専門的な内容のセミナーとなりますが、一流の研究に触れるよい機会ですので、学部生の皆さんも歓迎します。多くの方々の御来聴をお待ちしております!
 休憩時間には松本博士の研究成果の詰まったLKMヨーグルトの試食が出来ます。是非お越しください。



普段は通販でしか手に入らない「おなかにおいしいヨーグルト」





2014年4月22日火曜日

ポケットゼミの説明会を行います。

腸内細菌共生機構学寄附講座のポケットゼミ「新規シンビオジェニック因子および新規腸内細菌の探索」の説明会を行います。

対象者:
第1志望で申し込んだ学生

日時:
5月12日(月) 12:00~13:00
(弁当持参可、教員はこの時間弁当を食べながら説明会を行う予定です。)

場所:
i-Bird 104号室
(腸内細菌共生機構学寄附講座の居室です。)

内容:
テーマ説明、日程調整

問合せ先
栗原 新
電話→076-227-7522(直通)
E-mail→kuri711@ishikawa-pu.ac.jp


2014年4月11日金曜日

新入生歓迎会を行いました。

新入研究室メンバー歓迎会を行いました。

左から新入メンバーの後藤博士、奈良さん、谷内さん


持ち寄りパーティーで、食べきれない量の料理が集まりました。


片山教授の〆のあいさつは「またやりましょう!」でした。





2014年4月8日火曜日

櫻間元研究員が京都大学で博士号を取得し、来訪されました。

一昨年まで片山教授と一緒にビフィズス菌の研究をされていた、元研究員の櫻間晴子先生がこのたび、博士号を取得されたということで、共生研に来てくれました。

現在は京大の産業微生物学講座で特定助教をされています。

今後のご活躍をお祈りしております。

農学部総代ということで京大からプレゼントされた学位ストールをまとった櫻間先生

2014年4月4日金曜日

4回生の谷内君が学長賞を受賞しました。


 4回生の谷内さんが研究室配属早々に、学長賞を受賞しました。サイエンスインカレ本選にたびたび出場して石川県立大の研究・教育活動に大きな貢献をしたというのが受賞の理由です。おめでとうございます!

 次は研究室での仕事で二回目、三回目の学長賞を狙ってください!!


 本当におめでとうございました。



賞状を出すのは渋っていたのに、皆に褒められると自発的に盾を出してきた谷内さん





2014年4月1日火曜日

博士研究員の後藤さんが着任し、4回生の奈良さん、谷内さんが配属されました。

新年度が始まり、博士研究員の後藤愛那さんが着任しました。
後藤さんは、東北大学で博士課程在学中に日本学術振興会の特別研究員(DC1)に採択されておられた優秀な研究者で、今回博士号を取られたばかりです。これまでは細胞骨格やバイオセンサーの仕事をされておられ、我々の研究分野とはかなり畑違いですので、相乗効果を期待しています。

4回生の奈良未沙希さんはやる気満々で、昨年度の卒業式では在校生を代表して送辞を述べるなど、優秀な学生さんです。
もう一人の4回生の谷内寛之さんもやる気満々で、2年前のサイエンスインカレでは乳酸菌を用いたセシウム除去を目標とする研究で注目を集めるなど、これまた優秀な学生さんです。

左から4回生の谷内さん、4回生の奈良さん、研究員の後藤博士



研究室メンバーは4名から7名と倍近くになりました。

これからもがんばっていこうと思います!!


さっそく実験をする3人






2014年3月25日火曜日

腸内細菌共生機構学講座のweb siteがオープンしました。

我々の講座のweb siteがオープンしました。

このブログと連動して、頻繁に更新して行こうと思っています。


石川県立大には個々の研究室がweb siteを設置、管理するためのサーバがないため、自前でサーバを用意しました。サーバ設置にご協力いただきました海老原充先生、桶敏先生に感謝します。(私は全く素人なので、完全におんぶにだっこでした。本当にありがとうございました。)

2014年2月15日土曜日

「イグノーベル賞受賞記念講演会」を開催しました。

昨年度のイグ・ノーベル賞を、石川県立大学の熊谷学長がハウス食品の今井真介博士とともに受賞されました。受賞された研究は、2002年のNature論文で、その題名は「涙をもたらす玉ねぎの酵素」というものです。

 これを記念して、我々、腸内細菌共生機構学講座と、石川県立大のもう一つの寄附講座である「アクトリー・エコビレッジ創成学講座」の共催で、今井博士に石川県立大学まで来ていただき、「イグノーベル賞受賞記念講演会」を開催しました。研究の面白さを未来の研究者に知ってもらうために、ポスターを石川県内の多くの高校に掲示していただきました。

講演会ポスター

 事前登録などをしませんでしたので、当日まで参加者数が分からないという不安もありましたが、フタを開けてみると、参加者数128名と大盛況で、会場では、今井博士の楽しい講演に笑いが絶えませんでした。

今井博士のユーモアたっぷりの講演に笑いの絶えない会場

 講演会は熊谷学長の挨拶から始まり、

「挨拶」という名目で石川県立大の広報を行う学長
 この講演会を共催する二つの寄附講座の教員による講座紹介を経て、

アクトリー・エコビレッジ創成学寄附講座・田中孝二郎准教授の講演
腸内細菌共生機構学寄附講座・片山高嶺教授の講演
 いよいよ今井博士による玉ねぎの催涙成分が出来る仕組みについての講演が行われました。

イグ・ノーベル賞受賞式典の様子(玉ねぎを切って涙を流す料理人)を振り返る今井博士

 講演は、「研究は決して難しくない!イグ・ノーベル賞を受賞した玉ねぎの研究を例に、研究の楽しさを知ろう。」というテーマで行われました。

講演を始める今井博士

 今井博士は、玉ねぎの催涙成分が発生する科学的な仕組みや、イグ・ノーベル賞の受賞式典での「科学を楽しむ」姿勢についての講演され、高校生を含む参加者の皆さんは熱心に講演を聞かれていました。

講演会会場の様子


 講演後も熱心な参加者は今井博士に専門的な質問をぶつけていました。

熱心な高校生たち



 講演会終了後に行われた交流会では、石川県立大の先生方も沢山参加され、

食堂で行われた交流会。石川県大は結構キレイな食堂を持ってます。
多くの参加者との交流が行われました。

今井博士談「若い人たちと話すと凄く刺激になりますね。」




 翌日の北国新聞にも取り上げられました。

研究室のお茶部屋におかれた切りぬき




 私、栗原のこの講演会での任務は、

送迎バスの方向を案内するわたくし

金沢駅西口でのサンドイッチマンでした。
結構楽しかったです。