学部4年生の平野さんと前田君が石川県立大学大学院修士課程の推薦入試を受験しました。この大学院推薦入試は一般の入試よりも約1か月早く行われます。
7月30日(土)には試験科目の一つの「個人面接」が行われ、2人はそれぞれの研究内容を説明し、面接官(応用生命科学専攻の先生方)からの質問に答えました。同じ研究室以外の人に研究内容を説明することは2人にとって初めての経験でした。そのため面接の前日も、研究室の先生や研究員、学生を相手に何度も練習をして、「相手に分かりやすく説明する力」を身につけていました。
面接後の平野さんの感想は「面接練習では、自分が思っていることを伝えることに苦戦したが、本番では、相手に伝わっているか確認するために面接官の表情を伺いながら、話すことができたので良かった。」、前田君の感想は「面接前はかなり緊張したが、面接官の笑顔を見たら緊張がほぐれた。暗記した内容を棒読みで話すのではなく、抑揚をつけて話すことができた。」でした。
2人とも良い発表ができたと満足していましたが、改善点も見つけたらしく、平野さんの改善点は「質問に対する的確な答えをすること」、前田君の改善点は「研究内容に関する知識を身につけること」でした。
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面接後の平野さん(左)と前田君(右)。
面接後なので緊張がほぐれ、2人とも晴れやかな表情です。 |
8月12日に推薦入試の結果発表があり、2人とも推薦入試に合格していることが分かりました。2人ともおめでとうございます!
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合格者の受験番号が表示された掲示板の前での写真。
自分の受験番号を見つけて2人とも安堵していました。
推薦入試合格者4名中2名が私たちの研究室のメンバーです。 |
今後も卒業研究の発表など、研究内容を他分野の研究をしている方に発表する機会はたくさんあります。その時にはより納得できる発表ができるよう、2人とも頑張ってください。