2017年10月31日火曜日

冬の気配を感じる時期になりました

 気象庁の記録によると先日10月30日の金沢の気温は最高気温18.4 ℃、最低気温9.0 ℃、平均気温13.8 ℃と、最低気温がこの秋で初めて10 ℃を下回り強い冷え込みとなりました。
 石川県立大学校舎の周辺や生物資源工学研究所の中庭でも紅葉がみられるようになっています。

石川県立大学正面の様子


生物資源工学研究所内にある中庭の様子


 私は一人暮らしを始めて5年目になるのですが、秋から冬にかけて鍋を食べるのが習慣になっています。この秋は、先週今年初めての一人鍋を食べました。一人で鍋をつつきながら、もうこの時期かとしみじみと思いました。
 これから寒い日がどんどん増えていくと思われます。皆さんもどうぞお体にお気を付けください。


【前田】

2017年10月24日火曜日

研究室で中間発表を行いました。

 10月18日、水曜日に腸内細菌共生機構学講座の研究室で学生の中間発表を行いました。学部4年生の藤澤君、修士1年の太田、平野、前田に加えて、研究室に実験にいらしている修士2年の河田さんが研究の背景や実験の進捗状況をスライドにまとめて発表しました。

発表を行う4回生の藤澤さん

発表を行う修士2年の河田さん

発表を行う私・太田(修士1年)

発表を行う修士2年の平野さん

発表を行う修士2年の前田君


 発表では、他の学生の実験の詳細な背景を知ることができました。それぞれの学生の発表の後は質疑応答の時間が設けられ、背景に関する質問や実験に関するディスカッションが活発に行われました。私たちは隔週で進捗報告会を行っていますが、中間発表を通して全学生メンバーの実験の背景をもう一度おさらいし、課題を洗い出すことが出来ました。
 また、スライドの作り方や発表中の話し方など、卒論・修論発表に重要なテクニックについても議論が行われました。私は背景について調べた結果、研究のストーリーから外れた内容まで話してしまい、聴衆を混乱させてしまいました。今後の学会や来年度の修論発表では研究の流れに沿って話すことができるように改善したいです。

【太田】

2017年10月17日火曜日

阪中助教が日本乳酸菌学会2017年度大会において、若手優秀発表賞を受賞しました

 寄附講座助教の阪中幹祥先生が日本乳酸菌学会2017年度大会において、若手優秀発表賞を受賞しました。
 この大会は、福岡県宗像市にて、7月10日・11日に開催されたものです。
 宗像市は今年7月に”「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”として沖ノ島等が世界遺産に登録されたことでも話題になりましたね。

 阪中先生は、「ビフィズス菌におけるgalacto-N-biose/lacto-N-biose Iトランスポーターの多様性解析:母乳オリゴ糖lacto-N-tetraoseの取込みに寄与するアミノ酸配列の発見」という演題で発表されました。

   
賞状を持つ阪中先生


 また、腸内細菌共生機構学講座は10月1日をもって五年目を迎えました。今後も、今回のような良い報告ができるように研究室一同、研究活動に励んでいきたいと思います。

 阪中先生、おめでとうございました!

【平野】

2017年10月10日火曜日

腸内細菌共生機構学講座に配属された生産科学科3年生の下川ひろみさんが実験を始めました

 腸内細菌共生機構学講座に配属された生産科学科の下川ひろみさんが研究室に来て実験を始めました。

実験中の下川さんの様子


 下川さんの趣味は写真撮影で、自分のバイト代で一眼レフを購入して、旅行に行った際にはたくさん写真を撮るとのことでした。
 今年の8月にはボランティアのプログラムで2週間にわたってベトナムとカンボジアに行っていて、その合間に観光も行い写真をたくさん撮ることができたそうです。



カンボジアのアンコールワット遺跡群にあるアンコールワット

 研究室でも活動の記録を残すために写真を撮る機会があるのでぜひともその腕を存分に振るっていただきたいです。今後の研究室での生活で下川さんに意気込みを聞いたところ「わからないことだらけだと思うので、積極的に質問をしてたくさん学びたい」ということでした。
【前田】

2017年10月4日水曜日

卒業生の奈良さんが研究室に遊びに来ました。

 2017年9月23日、土曜日に腸内細菌共生機構学講座の卒業生である奈良さんが研究室に遊びに来てくださいました。奈良さんは毎週の研究室のブログの更新を2年間、一人で担当されていた先輩です。
 奈良さんに久しぶりに会えるということで、私も一足遅く研究室に来ましたが、奈良さんは既に栗原先生、杉山さんと次に投稿する論文についてディスカッションを行っていました。


次に投稿する論文のデータについて
ディスカッションしている奈良さんと杉山さん


 また、卒業後に投稿された、奈良さんの名前が共著者として載っている論文と記念写真を撮っていました。論文に名前が載ったことについて、奈良さんは「大学4年の時から自分の研究内容を国際誌で発表することが夢で、この夢が叶って本当に嬉しいです。」と仰っていました。

論文と記念写真を撮る奈良さん

 ひと段落した後は栗原先生や私たちと近況について語り合いました。新天地で様々な変化がありつつも、そのことを話す奈良さんは元気そうでした。久しぶりに先輩に会うことができて嬉しかったです。

【太田】