2016年9月13日火曜日

大臣

 私たちの研究室には「大臣制度」というものがあります。「大臣制度」とは、研究室の実験機器や居室の設備ごとに責任を負う人が決められている制度のことです。具体的には、大臣は「担当している実験機器が故障したら修理する。(あるいは修理の手配をする。)」「担当している実験機器や居室の設備をきれいに保つために定期的に掃除をする」などの仕事をすることで、担当の機器や設備を管理します。

私・奈良は9つの機器や設備等の大臣の仕事を任されています。先日、そのうちの「実験で使用する道具を置く棚」(写真1)の整頓を行いました。

写真1:私が担当する実験室にある棚。(整頓前)



写真1の棚の下から3番目の段を見ると分かるように、物と物が上と下、手前と奥に重なって置いてあるので、下にある物や奥にある物が取り出しづらい状態になっていました。
 そこで新たな棚を1つ購入し、1つの棚に置いてあった物を2つの棚に分けて置くようにしました。この結果、物を取り出しやすくなり、実験がスムーズにできるようになりました。


写真2:整頓後の棚①



写真3:整頓後の棚②




この制度のおかげで、研究室や居室が清潔に保たれています。また機器が故障しても大臣が即座に対応してくれるようになっています。常に研究しやすい環境を整えることができるこの制度を私はとても気に入っています。

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