2016年12月20日火曜日

2016年12月14日(水) に研究室メンバーで生物資源工学研究所の忘年会 兼 新入生歓迎会に参加しました。

 2016年12月14日(水)に毎年恒例の生物資源工学研究所の忘年会 兼 新入生歓迎会(忘年会兼歓迎会)が開催されました。この忘年会兼歓迎会には生物資源工学研究所に所属する先生方や学生(大学院生、学部4年生)、さらに来年度から配属予定の学部3年生が参加します。この会では普段話すことができない方々とゆっくりお話しできるため、私はとても楽しみにしていました。今年も研究室メンバー全員で忘年会兼歓迎会に参加しました。
 
忘年会兼歓迎会はYELL CAFEというおしゃれなバーを貸り切って行われました。

乾杯前の様子。今年度は約40人が忘年会兼歓迎会に参加しました。


乾杯前の挨拶をされる生物資源工学研究所 所長の山本憲二先生。




 今回の忘年会兼歓迎会は立食形式だったため、食べ物や飲み物を持って移動しながら多くの人と話すことができました。約2時間の忘年会兼歓迎会で私は他の研究室に所属する15人の先生方や学生とお話しました。



忘年会兼歓迎会の終盤では店員によるボトルショーも行われました。

植物遺伝子機能学研究室の三沢典彦先生と私。
ボトルショーの際にお店の方に作ってもらった
ノンアルコールのカクテルを一緒にいただきました。


 来年度から私たちの研究室に配属される3年生の藤澤君とも話すことが出来ました。




来年度から私たちの研究室に配属される環境科学科3年の藤澤君


 
 今回の忘年会兼歓迎会は植物遺伝子機能学研究室に所属する大学院1年の樋口君と学部4年の深谷君に幹事をしていただきました。


幹事の深谷君(左から2番目)と樋口君(左から3番目)。


 本当にありがとうございました。

2016年12月13日火曜日

Googleでの画像検索

 私たちの研究室で用いる腸内細菌は酸素に触れてしまうと死んでしまうものが多いので、酸素を完全に除去した実験スペースが必要です。そのための重要な実験機器が「嫌気チャンバー」です。これまでに、私・奈良と嫌気チャンバーとの2ショット写真が、腸内細菌共生機構学講座のWebsiteや、ブログでの嫌気チャンバーに関する記事の中で、掲載されています。そうしているうちに、Googleで「嫌気チャンバー」の画像検索を行うと、検索結果の上位に私との2ショット写真が表示されるようになりました。


2016年12月にGoogleで「嫌気チャンバー」の画像検索を行った際の1ページ目の結果。
私と嫌気チャンバーの2ショット写真2枚(赤線で囲われた写真)が並んで表示されています。
左は学部4年の時に、右は修士1年の時に撮影した写真です。髪型が微妙に違います。


 Googleでの画像検索の結果の表示順番の決め方は非公開らしいので、私と嫌気チャンバーとの2ショット写真が上位に表示される理由は分かりませんが、「嫌気チャンバー」を画像検索しただけで、自分の写真が上位に出てくるのが面白いと思いました。

 最近も、嫌気チャンバーとの2ショット写真を撮りました。


最近(修士2年時)に撮影した2ショット写真。
今までの写真とほとんど変わりありませんが、髪型だけは少し違います


 
 今回のブログにこの写真を掲載することで、この写真も画像検索の結果で他の2枚の隣に表示されることになるかもしれません。それを確認するために、時間があるときにはなるべく「嫌気チャンバー」の画像検索をしてみようと思います。

2016年12月6日火曜日

2016年11月28日に4年生の太田さんが2回目の文献紹介を行いました。

 11月28日に文献紹介セミナーが行われ、4年生の太田さんが発表しました。これまで、私たち研究室の文献紹介セミナーは、1つの学術論文を中心的に読み込み、他の論文についてはは補助的に読むという形式で行われていましたが、今回の太田さんのセミナーは4本の学術論文をしっかりと読み込み、それぞれの内容を比較して発表を行うという、今までにない形式の文献紹介でした。

 今回の文献紹介のテーマはポリアミンの定量を、酵素反応を利用して行う「バイオセンサー」についてでした。このバイオセンサーによって、ポリアミンを酵素により反応させ、生じた電子の流れの強弱によって目的物質の簡易定量を行うことができます。バイオセンサーを使うと、これまでの方法よりも簡便に定量を行うことが出来ます。4つの文献ではそれぞれ仕組みの異なったバイオセンサーについて実験をしていましたが、太田さんはそれぞれのバイオセンサーの長所と短所をまとめて分かりやすく説明しました。


4つの学術論文で出てきたバイオセンサーの
長所と短所を表にまとめて説明する太田さん。

 学術論文は英語で書かれているため、私は1つの学術論文を読んでまとめるだけでも大変だと思っています。しかし、私の文献セミナーが終わった直後、太田さんの文献セミナーの2週間前に「google翻訳」が大幅に改善され、これによってかなり早く文献を理解できるようになったそうです。(私も最近よく使っています。)とはいえ、4つの学術論文を読み、それを全て理解し、さらにまとめて分かりやすく説明できていた太田さんはすごいと思いました。太田さんによると、4つの学術論文を読むことよりも、バイオセンサーを知るために必要な酵素学と電気化学についていかにわかりやすく説明するか考える方が大変だったそうです。


研究室メンバーの質問に答える太田さん


 
 今回の文献紹介のおかげでバイオセンサーの面白さを知ることができました。太田さん、お疲れ様でした。

2016年11月29日火曜日

研究員の阪中さんが、アイルランド・Cork市で行われたThe 4th International Propionibacteria and Bifidobacteria symposium.で、「Physiological characterization of 2'-fucosyllactose transport systems from Bifidobacterium longum subsp. infantis.」という演題で発表を行い、Third place for Poster Presentationsを受賞しました。

 2016年9月21日から23日にアイルランド・Cork市で行われた「The 4th International Propionibacteria and Bifidobacteria symposium(第4回プロピオン酸菌とビフィズス菌のシンポジウム)」で、研究員の阪中幹祥さんがビフィズス菌に関する研究内容についてポスター発表と口頭発表を行いました。

 学会委員会による審査の結果、阪中さんは見事発表賞(Third place for Poster Presentations)を受賞しました。

表彰式で学会運営委員のカドモア先生と握手をする阪中さん。


 阪中さんの受賞の感想は「先生方に研究内容を評価していただいて、嬉しかった。」でした。

 また学会2日目の夕方には、ウイスキーの蒸留所を見学するイベントが開催されました。阪中さんはアイルランドのウイスキーの代表銘柄である「JAMESON」の旧蒸留所(the Old Jameson Distillery)を見学しました。


「JAMESON」の蒸留所の入り口。


 旧蒸留所ではJAMESONの製造工程を紹介するツアーに参加し、さらにJAMESONの試飲をしたそうです。


本場・アイルランドで飲むアイリッシュウィスキー。
とても飲みやすかったそうです。


 私・奈良が昨年行ったアメリカの国際学会でも学会主催のイベント(ハイキング)がありました。学会によってさまざまなイベントがあって面白いと思いました。



 阪中さん、受賞おめでとうございます!

2016年11月22日火曜日

消火訓練

 私たち研究室が入居している建物i-BIRDで消火訓練が行われました。私たち研究室メンバーで消防訓練に参加しました。

 消防訓練では万が一i-BIRDで火事が起きた時に対応できるように、消防士の方から屋内消火栓の使い方を教わりました。

私たちの研究室のドアの隣にある屋内消火栓


 さらに実際にi-BIRDの駐車場で屋内消火栓から放水を行いました。



放水を行う私・奈良


放水を行う4年生平野さん


放水を行う技術補佐員の北方さん


放水を行う栗原先生。天気が良かったので放水した部分に綺麗な虹ができました。



 私は今まで屋内消火栓を用いたことがなく、屋内消火栓の使用方法は難しいと思っていました。今回の消防訓練を通して、屋内消火栓のホースは軽く、ノズルをひねるだけで簡単に放水できることを知ることができて良かったです。
 ですが屋内消火栓のお世話にならないよう、実験する時には火の元に十分に気をつけようと思います。

2016年11月15日火曜日

研究員の杉山友太さんの論文が「The Journal of Biological Chemistry」に受理されました。

 研究員の杉山友太さんの論文「A novel putrescine exporter SapBCDF of Escherichia coli.」が学術雑誌「The Journal of Biological Chemistry」に受理(複数の研究者による覆面審査の末、掲載が許可されること)されました。

 この論文はポリアミンに関する研究について書かれています。ポリアミンは人の健康に影響を与える物質であり、人の腸内にはポリアミンが多量に存在します。人の腸内のポリアミンは腸内細菌が放出したものです。この論文では、腸内細菌の1種である大腸菌がポリアミンを放出するための新たなタンパク質の同定に成功したことが報告されています。

 11月2日(水)には、論文が受理されたお祝い会が行われ、研究室メンバーでケーキ(金沢が誇る名店「かぶと洋菓子店」ブルーベリータルト)を食べました。


お祝い会での集合写真。
石川県立大学 食品微生物学研究室の修士1年河田さん
(右下)にも参加していただきました。


 この夏以降、杉山さんがファーストオーサー(実験と論文執筆を主に行った人)として受理された論文はこの論文でなんと3報目です。(1報目は8月30日のブログの記事、2報目は11月1日のブログの記事に掲載しています。)


論文が受理された感想を話す杉山さん。



 杉山さん、本当におめでとうございます!

2016年11月7日月曜日

第9回北陸合同バイオシンポジウムで研究員の杉山さん、修士2年の谷内さん、修士2年の奈良がポスター発表を行い、奈良が2年連続で「ポスター最優秀賞」を受賞しました。

 2016年11月4日、5日に福井県・芦原温泉で第9回北陸合同バイオシンポジウムが開催されました。(北陸合同バイオシンポジウムは、北陸を中心としたバイオ研究者の「気張らない交流の場」として2008年から年1回のペースで開催されている合宿形式のシンポジウムです。 )
 今回のシンポジウムも例年と同様に口頭発表とポスター発表の二つの形態で発表が行われました。腸内細菌共生機構学講座ではほぼ全員が参加し、研究員の杉山さん、修士2年の谷内さん、私がポスター発表を行いました。

 ポスター発表の時間は45分間ありました。前回のシンポジウムと同様に今回も途切れることなく参加者の方に研究内容を説明したので、45分間では物足りないと感じました。しかし、短い時間の中でも他の分野の研究をされている多くの参加者の方々から、研究に関するご指導をしていただいたので、大変勉強になりました。

ポスターに描かれたグラフの説明をする私。


参加者の方とディスカッションを行う杉山さん。


 今回もポスター投票が行われました。良いと思ったポスターに参加者全員が投票を行い、最も得票数の多かったポスターが「ポスター最優秀賞」、2位から5位までの得票数だったポスターが、「ポスター優秀賞」として、表彰されました。
 
 今回ポスター最優秀賞には2名が選ばれました。私たち研究室からは、私のポスターが2年連続で「ポスター最優秀賞」を受賞しました!




 1年前のシンポジウムで表彰された時から来年のシンポジウムでも最優秀賞が欲しいと思い、ポスターの準備には前回以上に気合を入れました。(前もって参加者からの質問内容を予想し、分かりやすく答えられるように補足資料も用意しました。)去年にブログで宣言した通り、今年度も最優秀賞を受賞できたので嬉しかったです。


昨年の賞状 (左) と今年の賞状 (右)


 これから大学院卒業までに学会や修士論文発表会など、自分の研究内容を発表する機会はたくさんあると思います。今回のポスター発表で満足せずに、より良い発表ができるようになりたいです。

2016年11月1日火曜日

研究員の杉山友太さんの論文が「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」に受理されました。

 2016年10月21日に研究員の杉山友太さんの論文「Application study of 1,2-α-L-fucosynthase: Introduction of Fucα1-2Gal disaccharide structures on N-glycan, ganglioside, and xyloglucan oligosaccharide」が学術雑誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」に受理(複数の研究者による覆面審査の末、掲載が許可されること)されました。この論文では以前にGlycobiology誌に報告した1,2-α-L-fucosynthaseの応用性を検討し、オリゴ糖や糖タンパクのO型糖鎖のみならず、幅広い物質(糖タンパクのN型糖鎖や糖脂質、植物の細胞壁を構成する多糖)にもH抗原という糖鎖構造を選択的に導入できることに成功したことを報告しています。
 杉山さんの感想は「多くの先生のご支援のおかげで、作出した酵素の有用性を示すことが出来、とてもうれしい。」でした。


H抗原が導入された糖鎖の分子模型を持つ杉山さん。



 杉山さんの論文が雑誌に掲載する形式になり次第、写真1のちょうど分子模型があるところに16報目の論文として掲載します。

 杉山さん、おめでとうございます!

2016年10月25日火曜日

2016年10月20日 石川県立大学の食品科学科3年生の学生に研究室紹介を行いました。

 私たちの研究室は毎年石川県立大学の3学科(環境科学科、生産科学科、食品科学科)から最大1人ずつの4年生の学生が所属することが可能です。来年度に4年生になる食品科学科の学生(3年生)の配属先の研究室が確定するのは11月下旬頃なので、今の時期は研究室を決めるために研究室の見学会や説明会が開催されます。10月20日(木)に食品科学科の全ての研究室に所属する4年生や大学院生が3年生に対して研究室の紹介を行う説明会がありました。私たちの研究室は、代表して食品科学科4年の平野さんと私で説明しました。

 平野さんが前もって私たち研究室の学生全員に研究室の雰囲気や研究内容などを聞き、話す内容を簡単にまとめてくれたおかげで、10分間という限られた時間で私たち研究室の魅力を分かりやすく伝えることができました。

食品科学科3年生の前で研究室紹介をしている平野さん(左)と私(右)。
全体のうち9割は平野さんが説明してくれました。



偶然ですが、2人とも服の柄(黒のボーダー)がかぶっていました。




 研究室紹介終了後には、数人の3年生に研究室を見学したいと話しかけてもらえました。私たち研究室に興味を持ってくれる学生がいることが分かり、嬉しかったです。

 今回の写真は食品科学科 食品微生物学研究室に所属する4年生に撮影していただきました。ご協力ありがとうございました。

2016年10月18日火曜日

2016年10月17日に卒業(修士)論文の内容の中間発表を行いました。

 石川県立大学(大学院)を卒業するためには、卒業(修士)論文の提出と、卒業(修士)論文の内容を学科全体の学生・先生方の前で発表する「卒業(修士)論文発表」の両方を行う必要があります。約4か月後に行われる卒業(修士)論文発表に向けて、これまで行った研究内容を研究室メンバーに向けて発表する「中間発表」を行いました。

 毎年中間発表を行ってきましたが、今年度は過去最多の人数である5人の学生(修士2年と学部4年生)が発表を行いました。


発表のトップバッターは私・奈良が勤めました。



研究内容の背景について説明する修士2年の谷内君。




腸内細菌について説明する学部4年の太田君。




研究内容のキーワードについて説明する学部4年の平野さん。



聴衆の顔を観察しながら堂々と発表する学部4年の前田君。


 発表後には先生や研究員から「今後の研究の進め方」や「データを分かりやすく説明する方法」などをご指導していただきました。また学生から「説明が分かりにくい部分」について教えてもらうことで、説明方法を改善するべき部分を見つけることができました。

 今回の中間発表のために、前日に私は5回発表練習をしたので余裕をもって楽しく発表することができました。しかしまだまだ改善しなければいけない部分はあるので、今回の中間発表から学んだことを活かし、本番の卒業(修士)論文発表ではよりよい発表ができるようにしたいと思います!

2016年10月11日火曜日

2016年10月1日に腸内細菌共生機構学講座が開設して3年目を迎えました。

 2016年10月1日に腸内細菌共生機構学講座が開設して3年目を迎えました。

 これまでの集合写真を振り返ってみます。


 まずは講座開設1ヶ月目です。





 
 講座開設2か月目。






 講座開設半年目。






 講座開設1年目。この時だけなぜか後ろ姿で撮影しました。







 講座開設1年半目。






 講座開設2年半目。3人の4年生が研究室に加わったので、この年の研究室メンバーの人数が一番多いです。






講座開設3年目。先日の上高地旅行の写真です。


 



 この3年間を振り返ると研究室メンバーが徐々に増えて、賑やかになっていることが分かります。
講座開設期間も残り2年半となりました。より多くの研究の業績を残すことができるよう、メンバーで一丸となって頑張っていきたいと思います。




  
 





2016年10月4日火曜日

2016年10月1日~2日 研究室旅行に行きました。

10月1日、2日に毎年恒例の研究室旅行に行きました。例年の旅行先は石川県内でしたが、今年は長野県の上高地と岐阜県の新穂高ロープーウェイでした。
 1日目は上高地をハイキングしました。上高地は山岳景勝地であり、梓川や大正池などの水と穂高連峰などの山々、ハイキングコースに生い茂る木々によって織りなされた豊かな自然が残る場所です。
 梓川の川沿いで石を投げて遊び、普段見ることができないようなキノコや植物、昆虫を見つけながら約2時間のハイキングを楽しみました。


上高地・梓川に架かる「河童橋」での集合写真



梓川。川底が見えるほど透き通った水が流れていました。


草や木が生い茂るハイキングコース


ハイキングのゴール地点にあった大正池。



4年生の前田君は防水機能が付いたスマートフォンを
沈めて大正池の水中を撮影していました。

 夜は上高地付近の平湯温泉街にある「旅荘 つゆくさ」に宿泊しました。宿には露天風呂があり、お湯の温度は42℃と少し熱かったです。しかし外が涼しかったのでゆったりと浸かることができ、ハイキングでの疲れを取ることができました。私はこの温泉がとても気に入ったので、宿泊中に3回も入りました。


「つゆくさ」での朝ごはん。
味噌汁には天然キノコがゴロゴロ入っていてとてもおいしかったです。


 2日目は宿の方におすすめしていただいた新穂高ロープーウェイに乗り、標高2200 mまで登りました。


日本唯一の2階建てロープーウェイに乗ることができました。

 ロープーウェイに乗っている最中には周りにある西穂高岳、笠ヶ岳などを見ることができましたが


ロープーウェイからの綺麗な景色


頂上につくと周りが霧に覆われてしまい景色が何も見えませんでした。

ロープウェイ頂上からの景色。

ロープウェイ頂上での集合写真。


 少し残念でしたが、ロープーウェイを降りた後には肉厚きのこがはいった手打ちそばや岐阜県の名産「飛騨牛」が入ったコロッケやおやきなどを食べて楽しむことができました。

 研究室旅行を通して久しぶりに多くの自然に触れ合うことができ、気持ちが和む2日間を送ることができました。

2016年9月27日火曜日

2016年度ポケットゼミを行いました

 9月13日からポケットゼミ(研究室配属前の学生が、研究室に行き、その研究テーマに沿ったミニ研究を行うという授業外プログラム。)が始まりました。今年は食品1年の小野さんと梶原さんの2人が参加し、約1週間研究することになりました。

 小野さんと梶原さんは自分で考えたオリジナルのGAM寒天培地を作成し、その培地に腸内細菌を培養しました。

納豆を含むGAM寒天培地を作成する小野さん(の手)。
納豆をミキサーにかけて粉砕しています。

嫌気チャンバー内で腸内細菌を培養している梶原さん。


 2人が作製したオリジナル寒天培地に菌が生育していることを確認できました。



細菌(白い粒、コロニーと呼びます。)が生育しているチアシードを含むGAM寒天培地。


細菌のコロニーが生育しているオクラを含むGAM寒天培地。

今後は生育した菌の種類を同定していきます。どんな菌が生育しているか楽しみですね。