2016年11月15日火曜日

研究員の杉山友太さんの論文が「The Journal of Biological Chemistry」に受理されました。

 研究員の杉山友太さんの論文「A novel putrescine exporter SapBCDF of Escherichia coli.」が学術雑誌「The Journal of Biological Chemistry」に受理(複数の研究者による覆面審査の末、掲載が許可されること)されました。

 この論文はポリアミンに関する研究について書かれています。ポリアミンは人の健康に影響を与える物質であり、人の腸内にはポリアミンが多量に存在します。人の腸内のポリアミンは腸内細菌が放出したものです。この論文では、腸内細菌の1種である大腸菌がポリアミンを放出するための新たなタンパク質の同定に成功したことが報告されています。

 11月2日(水)には、論文が受理されたお祝い会が行われ、研究室メンバーでケーキ(金沢が誇る名店「かぶと洋菓子店」ブルーベリータルト)を食べました。


お祝い会での集合写真。
石川県立大学 食品微生物学研究室の修士1年河田さん
(右下)にも参加していただきました。


 この夏以降、杉山さんがファーストオーサー(実験と論文執筆を主に行った人)として受理された論文はこの論文でなんと3報目です。(1報目は8月30日のブログの記事、2報目は11月1日のブログの記事に掲載しています。)


論文が受理された感想を話す杉山さん。



 杉山さん、本当におめでとうございます!

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